「カイロス」は機会とチャンスという意味です。時間の経過ではなく、時間の意味とその過ごし方を表しています。密度の高い時間と体験。また、カイロス的な時は気づきとひらめき、成長のための促しと刺激の時間と機会です。そして、訓練と鍛錬のときという意味も込められているのです。
一人ひとりの人生は数えきれない「今日」から成り立っているし、築かれていきます。カイロス的な毎日を新たに迎え、生きていくためにイエスの福音があなたに届きます。（序文より）
●目次
序文
1 今日のチャンス / 2 人間性を味わい始める / 3 人生を導く星 / 4 イエスと私たちの人間性 / 5 いま、ここ / 6 人生の畑に宝 / 7 現場で呼びかけに応える / 8 現在は踏切台 / 9 人生という旅 / 10 人生の道端 / 11 つまずきながら / 12 いのちの神 / 13 忠実であること / 14 現在の意識 / 15 赦しが先に / 16 トマスより幸い / 17 隣人となる / 18 神の国とは神が望まれる人間関係 / 19 今という人生の階段 / 20 キリストの映し / 21 つかんでくれる方に信頼 / 22 希望を与える言葉と行為 / 23 共に食べる / 24 満タンにしよう / 25 勇気の発言 / 26 疲れた者へ / 27 語る言葉は人生観のあらわれ / 28 人生という土壌 / 29 生きるための糧 / 30 支える風 / 31 あなたも出てくるように / 32 イエスの見方 / 33 奇跡に参与 / 34 神からのSNS / 35 あなたはどう言うのか / 36 皇帝と神のもの / 37 豊かな生き方 / 38 尽くすこと / 39 夢 / 40 聴き従う / 41 そのまま / 42 髪の毛一本でさえ / 43 人間として生きる栄養 / 44 行動すること / 45 生命力である聖書 / 46 ファイト / 47 神の命にあずかる / 48 奉仕する / 49 祈りの中 / 50 ケアするイエス / 51 ガンバレ / 52 触れられた / 53 解放されるコミュニケーション / 54 あなたにとってのイエスって / 55 赦すこと、手放すこと / 56 手入れ / 57 現場のただ中 / 58 共におられる神 / 59 イエスの光 / 60 平和の職人 / 61 降誕祭 / 62 イエスが一番 / 63「私たちの糧を」 / 64 放つこと / 65 行為に潜在するもの / 66 今年も / 67 敵という先入観 / 68 今日は応える日 / 69 魔法ではなく接触 / 70 祝福をいただく / 71 豊かな命 / 72 キリストの道 / 73「人生に気をつけて」/ 74 人生の途上に / 75 共に嵐のただ中 / 76 喜び / 77 毎日の糧 / 78 愛を受け、愛を伝える / 79 私への呼びかけ / 80 また、チャンスはある
著者：レナト・フィリピーニ
判型：小B6版 並製
ページ数：96ページ
ISBN：978-4-8056-2105-9
発行：サンパウロ
＜著者略歴＞
著者略歴 レナト・フィリピーニ (Renato Filippini)
1970年 北イタリア・ゲーディ出身。
1990年 「聖ザベリオ宣教会」入会。
1992年 アメリカ・シカゴにあるCatholic Theological Union（神学専攻）修了。
1997年 聖書学修士号取得。司祭叙階。
同年に来日後、鹿児島教区・福岡教区・高松教区で司牧。
2017年2月 ローマの教皇庁立サレジオ大学で司牧神学を研修（信仰教育専攻）、修士号修得。
現 在 福岡市、大濠カトリック会館宣教養成センター長
