テレシタ（シスター・マリア・テレサ・ゴンサレス・ケベド）について書かれたこの本は、テレシタの生涯のメッセージを、今日の生活や宣教の刺激として、生き生きと活気づけたいという、愛徳カルメル修道会が抱いている期待に応えるものです。
テレシタは、人生で最も大切なのは、夢と自由であり、それらすべてを楽しみたい、という世代が抱いている熱望と願望にきわめて近いところにいます。彼女はまた、毎日の小さなことを通して、大きな理想を持って忠実に生きることだけが、私たちのあり方を変え、私たちの存在そのものが、人びとにとって神からの賜物と奉仕となりうることを示してくれます。そして、テレシタの生活において最も大切なことは、聖母マリアに対する彼女の愛でした。
テレシタの生涯は、私たちに新鮮な空気を味わせてくれることでしょう。

著者：リディア・マルティン著
訳者：高橋敦子
監修：愛徳カルメル修道会
判型：B6判並製
ページ数：262ページ
ISBN：978-4-8056-6123-9
発行：サンパウロ