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商品詳細

ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスのペルソナ神学 【僅少本】[サンパウロ]

パウルスショップ価格: 5,830円(税込)
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 哲学が哲学そのものとして我々の未来にとって大きな可能性を持っているという事実はあらためて言うまでもない。だが、ある特定の神学的規定性のもとにある哲学が、神学と共に神学の領域において哲学としての役割を充分に果たすとき、哲学はその限界を超えて、哲学自体にとっても神学自体にとっても、各々の領域を超えた偉大な貢献をすることが可能である。
 中世思想の大家スコトゥスは、哲学から出発するが哲学を超え、人間の未来としての啓示へと向かい、それに到達し、その中で種々の諸テーゼを哲学的超自然性として表現し、表象する。これが本書において探究される、スコトゥスの哲学的諸テーゼにおける神学的規定性である。

主な目次
第一部 ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスの人間の知性の理解
第一章 現在の状態における人間の自然的神認識の可能性と限界
第二章 「三位一体の痕跡」としての「現在の状態にある」人間とその知性の事実的な認識能力
第三章 ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスによる現在の状態にある人間の現実からの神学的認識理論の独自の発展
第四章 ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスにおける種々の被造的知性実体の認識理拠に関する神学的配置

第二部 ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスのペルソナ概念の理解
第一章 三位一体内における究極的現実性―「形相的非同一性」のテーゼ下における神のペルソナ性の理拠としての「二重の非交流性」
第二章 被造的個物内における究極的現実性―被造的ペルソナとしての個物のペルソナ化の過程における「同一性による一重の非交流性」の理拠としての個別化の原理
第三章 神のペルソナの側からの位格的結合内における究極的現実性―被造的本性の自己におけるペルソナ化の実現のための啓示としての位格的結合の理拠
第四章 被造的本性の側からの位格的結合内における究極的現実性―本性における究極的に形相化されたものとしての被造的本性の自己におけるペルソナ化
結 論

サブタイトル:人間の知性とペルソナの理解に関する神学的規定性
著者:福田誠二
判型:A5判 並製
ページ数:528ページ
ISBN:978-4-8056-8929-5
発行:サンパウロ

僅少本は、年月の経過による紙の変質などがある場合があります。予めご了承ください。
2002年2月15日初版