本書は、キリシタン大名、聖職者、為政者、教育者、実業家そして芸術家に至るまで、カトリック、プロテスタント、正教会の教派を超えて、日本の歴史や社会にそれぞれの立場で大きな影響を及ぼした39名のクリスチャンを紹介しています。
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● 目次
【まえがき】
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【戦国に翻弄された生涯】
・細川ガラシャ
敵方の人質になることを拒んで壮絶な死を遂げた「謀反人の娘」
・三浦按針
家康の夢だった浦賀貿易に尽力し、侍になったイギリス人
・おたあジュリア
戦乱に巻き込まれ、キリシタンとして生き抜いた朝鮮貴族の姫
・伊藤マンショ
ヨーロッパに派遣された少年使節団を待っていた過酷な運命
・松東院
平戸の人々を支援し続けた日本初のキリシタン大名の娘
・天草四郎
島原の乱の総大将として、幕府の大軍と戦い抜いた少年
・じゃがたらお春
鎖国政策で日本を追われ、ジャカルタでたくましく生きた女性
・ルイス・フロイス
戦乱の世を詳細に記録し、貴重な史料『日本史』を残した宣教師
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【キリシタン武将の苦悩】
・大友宗麟
巧みな外交によって日本最大のキリシタン大名になった智将
・高山右近
信長と秀吉に仕えつつも、信仰を貫くために捨てた大名の地位
・蒲生氏郷
信長、秀吉、家康に認められ、今なお各地で愛され続ける統治者
・坂崎直盛
家康の孫・千姫を大阪落城から救い出し、謎の騒動を起こした理由
・有馬晴信
不可解な詐欺事件に巻き込まれて、非業の死を遂げた事情
・支倉常長
渡欧してキリスト教導入と貿易の道を探った仙台伊達家の使節
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【逆境の幕末明治大正期】
・メルメ・カション
勝海舟が「妖僧」、西郷隆盛が「奸物」と評した謎多き宣教師
・ジョセフ彦
十三歳で漂流し、アメリカから帰国後は外交や貿易、新聞発行に尽力
・今井信郎
荒々しい日々の果てに山村で農業と教育に生きた「龍馬を斬った男」
・新島八重
同志社の創設者夫人で、看護師や茶道家にもなった幕末の女性砲術家
・原敬
その生き方や政策にキリスト教が大きな影響を及ぼした平民宰相
・万里小路正秀
貴公子の身分ゆえ、愛した女性と結ばれなかったロシア正教徒
・杉原千畝
数千のユダヤ人を救った後、神道に改宗したといわれる外交官
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【今日まで伝わる影響力】
・南一郎平
琵琶湖疏水など日本三大疏水の父と評される土木技術者
・小林富次郎
「算盤を抱えた宗教家」と呼ばれたライオンの創業者
・油屋熊八
聖書の言葉を支えに、観光業に新たな扉を開いた「別府温泉の父」
・森永太一郎
信仰によって、厳しい道のりを乗り越えた森永製菓の創業者
・五十嵐健治
幼少から苦労し、信仰との遭遇が転機になった白洋舎の創業者
・大原孫三郎
労働環境改善や慈善事業に尽力し、倉敷に美術館まで造った起業家
・カール・レイモン
函館で本格的なハムやソーセージを作った「胃袋の宣教師」
・麻生和子
二・二六事件で祖父を助け、戦後は父・吉田茂を支えた美しき女傑
・緒方貞子
夥しい難民を救って「小さな巨人」と呼ばれた国連難民高等弁務官
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【文化・教育・医療への貢献】
・津田仙
幼い津田梅子をアメリカ留学に送った、旧幕臣の気丈な父
・山下りん
ロシア留学後、日本各地の正教会に多数のイコンを残した女性画家
・石井筆子
夫とともに知的障害児たちを温かく育てた教育者の苦難
・新渡戸稲造
札幌農学校卒業後、アメリカ留学を経て『武士道』を書いた国際人
・羽仁もと子
家庭生活改善のために独自の学校まで開いた画期的な女性誌創刊者
・ヴォーリズ
関西を中心に教会や西洋館を残した建築家で、メンタームの製造者
・藤田嗣治
パリで高く評価されながら、戦争に翻弄された洋画家
・深井八重
カトリックの療養所でハンセン病患者のためにつくした看護師
・沢田美喜
アメリカ兵の父をもつ子どもたちの世話に後半生をささげた三菱の令嬢
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【あとがき】
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著者:植松三十里
判型:四六判 並製
ページ数:304ページ
ISBN:978-4-8056-6535-0
発行:サンパウロ