カルロ・アクーティス（Carlo Acutis)は、2020年10月10日に教皇フランシスコにより、福者に列福されました。Tシャツとジーンズ姿の若者は「ミレニアム世代初の聖人になる可能性がある」と言われていました。
その後、列聖式は2025年4月27日（神のいつくしみの主日）10:30から、バチカンのサン・ピエトロ広場で行われる予定でしたが、フランシスコ教皇帰天に伴い、列聖式は延期となっていました。

2025年9月7日(日)ローマで教皇レオ14世により列聖されることが決まりました！


サイズ：約8.5cm×5.5cm
輸入国：北アイルランド


福者カルロ・アクーティスは、1991年5月3日、イギリスのロンドンでトリノの名家出身の父アンドレア・アクーティスと母アントニア・サルザーノの子として生まれました。その後、父の仕事の関係で家族とともにイタリアに戻ったカルロは、幼稚園、小・中学校と学び、2005年からイエズス会の「レオ13世教育機関」の高等学校に通い始めます。充実した高校生活を送っていた中、2006年10月6日、急性白血病による症状によって倒れました。その5日後の2006年10月6日に脳出血による昏睡状態に陥り、10月12日に15歳の若さで息を引き取りました。

マスメディアの先駆者として知られる福者ヤコブ・アルベリオーネ神父（聖パウロ修道会創設者）からインスピレーションを受けたカルロは、コンピュータの分野で類稀なる才能を神から与えられ「現代社会において教会に来る人が少ないのはご聖体のうちにイエズス・キリストが現存することを信じない人が多いからだ」と考え、9歳の時にご聖体の奇跡の研究に着手し、世界各地で発生した「ご聖体の奇跡」を収集したウェブサイトを誰の力も借りずに自力で立ち上げました。