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商品詳細

ガリラヤに生きたイエス いのちの尊厳と人権の回復 ※お取り寄せ品[YOBEL,Inc. / N102]

パウルスショップ価格: 1,650円(税込)
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イエスが生まれ育ち、民と共に暮らし、「神の国運動」の場となった「ガリラヤ」、その地に焦点を当てて聖書を捉え直す渾身の「キリスト教解体新書」。〈歴史のイエス〉と〈信仰のキリスト〉との間にある剥離を明示してキリスト教最大の問題を乗り越え、イエスの生き方の核心を示す「いのちの尊厳と人権の回復」に肉薄する。

イエスの眼差しは、社会的・政治的・宗教的な権力支配の構造悪によって棄民化(きみんか)され、難民化される人々に向けられました。そしてガリラヤの人々の願いや抵抗の生き方は、神を信頼し自立的に生きる の「弱者の武器」を用いる「非暴力」によるものでした。人々はイエスの福音を受け継ぎ、何事も「あきらめず」に希望を持って生きるように促されたのではないでしょうか。(本文より) 


●目次
序 章 イエスの生き方の核心は 
イエスの生と死/心身の「癒し」 と「 全人間的な解放」/志ん生の本 とパウロの呻うめき、そしてイエス、他

第一章 「イエス」探求の前提
イエスの 「神話化」 を問う/「イエス・キリスト」という呼称/いのちの尊厳と人権を奪う宗教のシステム化/
キリスト教の 「変遷」 を問う課題、他

第二章 「ガリラヤ」という歴史的な場
イエスと「 ガリラヤ」/ ガリラヤの特異性 / 北イスラエルの伝統 /「異邦人のガリラヤ」と言われる理由 /
ガリラヤの社会と支配構造

第三章 ガリラヤ農民イエス
農民・木工職人イエス / 日常の風景 / 中庭を中心にした共同体 /「女」 と「 男」 の間には/
農民の苦しみと弱者の武器、他

第四章 旅に出るイエス ― 怒りと希望
放浪の旅立ち?/  イエスの怒り/ ヒューマニズムの徹底化 / イエスが示す 「神の国」/ 
共食と共生の実現を求めて / パンの分かち合い / 一切れのパンのために罪を犯さず

第五章 晒し柱 ― 犠牲のシステム
晒し柱の処刑について/ 十字架の「贖罪」/ 強者の論理と犠牲のシステム / 晒し柱による死についての再考

第六章 宗教のジレンマとその克服
イエスの「誕生と死」、 そして「 復活物語 」/「 復活信仰」 と女性たち / 宗教のジレンマとその克服、他

終 章 弱さを絆に

主な参考文献 表 あとがき


編者:山口雅弘
版型:新書判 並製
ページ数:336ページ
ISBN:978-4-909871-63-3
発行:ヨベル YOBEL,Inc.


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