キリスト教の書籍、聖品、用品などのインターネット通販サイト
お買い得品

ホーム書籍・雑誌 > 随筆/評論「カチューシャ」とウクライナ戦争 ※お取り寄せ品
商品詳細

「カチューシャ」とウクライナ戦争 ※お取り寄せ品[彩流社 / N102]

パウルスショップ価格: 2,200円(税込)
数量:
カチューシャは、いわゆる「民謡(フォークソング)」ではない。アメリカ生まれのジャズを出自とする「流行歌(ポピュラーソング)」だ。そして、この歌は、1941年、ソ連軍女性兵士が100万人も戦死したというヒトラーとの独ソ戦下で、大ブレイクを果たし「戦時愛国歌謡」となった。だが、日本においてはオリジナルにある「戦争の匂い」がきれいに消され、平時の「青春のラブソング」になっている。そして、現在のウクライナでは、参戦した北朝鮮の兵士たちが「カチューシャ」を朝鮮語で歌う様子が報じられ、その意味合いも興味をそそらせるものがある。本書は、何度も「ナツメロ」として消えてゆくかに見えて、国家的威信が揺らぐ政治的危機になると「愛国歌」として不死鳥の甦りを見せる「カチューシャ」の歴史を、著者の体験を交え読み解いていく「歌謡社会学」である。

●目次
序 章 ウクライナ問題は「カチューシャ」から読み解ける!?
第1章 ラブソングからナチスをふるえ上がらせたロケット砲の愛称へ
第2章 「戦時愛国歌謡」として復活へ
第3章 日本ではなぜ「青春のラブソング」になったのか
第4章 「うたごえ運動」と「カチューシャ」
第5章 かくして「カチューシャ」は生き延びた!
第6章 歌声喫茶と東西の雪解けムード!
第7章 政治の季節の高揚と終焉に連動
第8章 リバイバル、そしてゲームとアニメのBGMへ
第9章 ドイツ、イタリア、フランス、中国では多様な替え歌に
終 章 ウクライナ戦争の決着は「カチューシャ」だけが知っている?
いま北朝鮮兵が「カチューシャ」を歌う――あとがきにかえて


著者:前田 和男
版型:四六判 並製
ページ数:220ページ
ISBN:978-4-7791-3061-8
発行:彩流社


※お取り寄せ品は出荷までに1〜2週間前後かかる場合もございます。
※配達日のご指定は承ることができません。
※発行元が品切れの場合はキャンセルとなりますのでご了承下さい。
詳細情報/補足情報
内容について:本ページにて、内容紹介、目次、収録内容等をご案内しておりますが、記載の無い商品や更に詳細な内容をお知りになりたい場合、内容に関するご意見・感想、商品の発行予定等につきましては、各出版社・メーカーに直接お問い合わせをお願い致します。
重要事項:お客様のご都合による書籍の返品はできません。書籍の乱丁・落丁につきましては、出版社・メーカーに直接お問合せください。乱丁、落丁の場合には、出版社とお客様との間で直接交換となります。書籍の奥付に問い合わせ先が記載されておりますので、ご参照ください。