第一巻から第三巻までの著作集とは異なり、第四巻(最終巻)は永井隆の書画集である。
やさしい線で描かれた絵画や書を通して、ユーモアに溢れた等身大の永井隆の人柄に触れることができる。

少年の頃から晩年に至るまでの書画、写真、未発表原稿など約1000点を収録。お馴染みの「しっぽもひと役」の他、平和の思いがこめられた絵「桃林放牛」も収められている。
『長崎の鐘』出版のために尽力した式場隆三郎に宛てた書簡、また永井隆自身が『長崎の鐘』出版のために最初に書いた「自序」など、貴重な未発表原稿も数多く収録。


監修者：永井徳三郎(長崎市永井隆記念館)
寄稿者：藤原享夫(雲南市永井隆記念館)、松田道生(自治医科大学)、朝長万左男(長崎大学)、
片山はるひ(上智大学)、鈴木信一(聖パウロ修道会)、水野宏美(サンパウロ)
判型：A5判上製・全カラー
ページ数：872頁
ISBN：978-4-8056-6413-1
発行：サンパウロ


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