心洗われる古今の名作２２選、60年以上、人々の心に寄り添ってきたシスターが贈る、幸せのレシピ。
月刊『致知』で15年以上続く人気連載「人生を照らす言葉」。
「こころ」「鼻」「ごんぎつね」「星の王子さま」…。名作文学は、何を教えてくれるのか。日本の近代文学を中心に国内外の小説や詩など様々な作品を取り上げ、幸せのレシピを読み解く。『致知』連載をもとに書籍化。古今の名作に心を洗うひと時を味わってみてはいかがでしょうか。

本書は、170回を超えるコラムの中から22編を厳選し、
「よりよき人生の心得」「心をひらく」などのテーマに沿って再構成したものです。


●目次
第一章　悲しみの底に光がある
　　斎藤茂吉『赤光』
　　中野重治『菊の花』
　　ビョルンソン『父親』
　　坂村真民「鳥は飛ばねばならぬ」
第ニ章　生かされて生きている
　　森鴎外『高瀬舟』
　　芥川龍之介『鼻』
　　土井晩翠『荒城の月』
　　ギ・ド・モーパッサン『首飾り』
　　宮沢賢治『なめとこ山の熊』
第三章　よりよき人生の心得
　　安岡章太郎『サアカスの馬』
　　志賀直哉『半兵衛と瓢箪』
　　レフ・トルストイ『イワンの馬鹿』
　　三好達治『裾野』
　　井伏鱒二『山椒魚』
第四章　心をひらく
夏目漱石『心』
川端康成『伊豆の踊子』
ドロシー・ロー・ノルト「心をひらこう」
カリール・ジブラン『預言者の言葉』
第五章　誰かのために　愛と祈り
オスカー・ワイルド『幸福の王子』
サン＝テグジュペリ『星の王子様』
ヘルマン・ホイヴェルス「最上のわざ」
新美南吉『ごんぎつね』


著者：鈴木秀子
判型：四六判　並製
ページ数：258ページ
ISBN：978-4-8009-1301-2
発行：致知出版社


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