現代社会には、愛が足りない。知恵も感性も足りない。しかし、今の世界に最も足りないのは、魂を救う美しいことばだ。温かくて、簡素で、永遠の輝きを感じさせ、人に生きる希望を与えることば。暗い気持ちのとき、心が不安なときは、この本を開いて、あなたにそっと語りかけてくるふしぎな光に耳を澄ませてほしい。(著者あとがきより)
※本書は、月刊誌『家庭の友』(サンパウロ)、2007年4月から連載中の巻頭詩「一行目は光」に、若干の変更を加えてまとめたものです。

●詩／晴佐久昌英(はれさくまさひで)
1957年東京に生まれる。上智大学神学部卒業1987年カトリック司祭に叙階。現在、カトリック多摩教会主任司祭。著書『星言葉』『だいじょうぶだよ』『生きるためのひとこと』『あなたに話したい』『希望はここにある』『わたしは救われた』『ようこそ天の国へ』『恵みのとき』『福音宣言』『幸いの書』『あぶうばぶう』『十字を切る』ほか。

●写真／菅井日人(すがいにっと)
1944年東京に生まれる。日本大学芸術学部映画学科卒業朝日TVニュース制作部、日経映画社を経てフリーランスの写真家となる。日本写真家協会会員。『奇跡の聖地ルルド』『聖フランシスコの世界』『ザビエルの旅』『聖母マリアの奇蹟』『祈りの大聖堂シャルトル』『スペインの大聖堂』『奇蹟の聖地ファチマ』『キリストの道』『聖フランシスコはいま』『古都アッシジと聖フランシスコ『ホーリィ・ルルド』『ルルド』ほか。

詩：晴佐久昌英
写真：菅井日人
サイズ：198×198
ページ数：80ページ
ISBN：978-4-8056-6125-3
発行：サンパウロ