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江戸キリシタン山屋敷 [聖母の騎士社]

パウルスショップ価格: 660円(税込)

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 東京・文京区小日向周辺に、キリスト教禁教時代、宣教師を収容した山屋敷があった。そこで殉教した宣教師、監禁された人たちがいた。
 最初は寛永16年(1639)初夏、伝馬町牢内で拷問により転んだとされ暫く収容されていたイエズス会ジョアン・パプチスタ・ポルロ神父とマルチノ式見市左御門神父が送られてきた。続いて寛永20年(1643)9月、イエズス会士4人と従者6人、それに宝永6年(1709)11月にはイタリア人在俗司祭ジョアン・パプチスタ・シドッチ神父も送られてきた。彼らは一様に扶持米が与えられ仮令表面上でも転宗を誓えば一生涯をのんびりと山屋敷で暮らせたわけであった。(「はじめに」より)

著者: 高木一雄
判型: 文庫判
ページ: 317
ISBN: 4-88216-235-0
発行: 聖母の騎士社

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