粕谷甲一講話集第五巻。
戦後、復興・繁栄への道を走りながら、そのバブル崩壊の中で日本中を震撼させたオウム事件。
なぜ、若者、特にエリートが多くの犠牲を払って、オウム真理教に引きつけられたのか。
戦後50年の反省は、そのまま今日の問いかけでもある。
●もくじ
第1章 大江健三郎とキリスト教 I 歴史の流れにそって
第2章 大江健三郎とキリスト教II「緑の木の教会」をめぐって
第3章 教会の位置づけ カトリックと「緑の木の教会」
第4章 ゆれ動く日本人の心 日本の宗教的現実とオウム真理教
第5章 戦後50年の日本と宗教 鎮魂と希望の調べ
第6章 水辺の展望 ベトナムと日本の間
第7章 泣くものか 夏の旅日記より
著者：粕谷甲一
サイズ：新書判 並製
ページ数：224ページ
ISBN：978-4-7896-0775-9
発行：女子パウロ会
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