本書はヨハネ福音書をはじめ共観福音書、パウロ書簡、ヘブル書などを検討するとともに、新約聖書の言語の問題を通して、新約聖書の根幹をなす「十字架」「復活」「栄光」そして「愛」「聖霊」といった神学的概念の源泉がイエス・キリストの表した「神の愛」（アガペー）であることを多面的に考察する。さらに著者のライフワークであり、他に類書のない『ヨハネ福音書注解』（全3巻）についての「解説」（甲斐博見）2編を付す。
著者：伊吹雄
判型：A5判上製
ページ数：236ページ
ISBN：978-4-86285-161-1
発行：知泉書館
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