現代のカトリック教会の指針である第二バチカン公会議で出された公文書の意義と内容を わかりやすく解説します。豊富な注解と、具体的な出典箇所を明示し、第二バチカン会議が何を決定し、何を求めているのかを説明していきます。実践的具体的な方向性を示した教会の憲法ともいえる教会憲章、典礼憲章、啓示憲章、現代世界憲章などをさまざまな側面から見つめ、「カトリックとは何か」を学ぶためにも最適です。

●目次
第一章　第二バチカン公会議の背景
第二章　公会議の全体像
第三章　公会議の根本姿勢
第四章　救いの秘跡である教会 ?教会憲章?
第五章　教会の生命の脈動 ?典礼憲章?
第六章　神のみことばは信仰の源 ?啓示憲章?
第七章　神の民の一致を目指して ?二教令と二宣言?
第八章　宣教する教会 ?二教令と使徒的勧告?
第九章　現代世界に語りかける教会 ?現代世界憲章?

著者：松本三朗
判型：B6判並製
ページ数：250ページ
ISBN：978-4-87232-004-6
発行：オリエンス宗教研究所