戦後の混乱と物的・精神的荒廃の中、神の畑にまかれる一粒のからし種のような役割を担って、1949年に創刊されました。聖パウロ修道会の使命である「社会的コミュニケーションの手段による宣教活動」の一環として、福音のメッセージを伝達し続けるために、さまざまな課題に取り組んで今日に至ります。

※年間購読およびバックナンバーは、発行元（サンパウロ）へ直接お問い合わせください。

2017年度の表紙も引き続き、教皇フランシスコの写真です。教皇様の豊かな表情をいろいろとご紹介します。皆様もご一緒に味わってみてください。
今月の表紙：アゼルバイジャンへの使徒的訪問（2016年10月2日）

特集
格差社会の中で生きる
　　<対談>　　　バングラデシュと比べて50倍の物がある日本の人は、「50倍幸せ」ですか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　女子聖学院高等学校教師　田中優子 × 同校卒業生　川嶋乃笑
　　富裕層と貧困層の格差　　　　聖心侍女修道会　シスター中村葉子
　　日本の格差社会とカトリック教会　　イエズス会司牧センター　安藤勇神父

連載―
おでかけTomaP ……大川　豊（聖パウロ修道会・修道士）
　  世界一美味しいお便りを読む

詩編の輝き ……（写真）白浜定市 ／ 聖書本文　フランシスコ会聖書研究所訳注
　  輝きと威光は主の前にある

教皇フランシスコは、どのような教会を目指そうとしているのか……森　一弘司教（（財）真生会館理事長）
　　使徒的勧告『愛のよろこび』の根底にある教皇の信念　　
　　　　現代社会の価値観に揺さぶられる家庭・家族（その1）

全国の司祭館からこんにちは！……アーノルド・プルム（神言会）
　　五十年の「福音・宣教・希望」

信仰・希望・愛に支えられて──使徒パウロのテサロニケの教会への手紙1 ……澤田豊成 （聖パウロ修道会）
　 　第7回　「その愛をさらにますます完全なものとするように勧めます」　（1テサロニケ4.10）

聞いてみよう　イエスさまのことば ── （文）稲川圭三（東京/麻布教会）／（カット）はせがわ かこ
　 　13　「時は満、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」（マルコ1.15）

なんでも質問箱 ……答える人　門間直輝（東京教区司祭）
　　教皇と司祭団には教導権があり、信者はそれにどういしなければならないとカテキズムに記してありますが、
　　その場合の同意という行為はどのようなものでしょうか。また信仰の事柄だけではなく、
　　いわゆる社会教説の分野に関しても、同意する義務がありますか？

書籍・聖品・映画 ……編集室

希望の彼方へ ……牛尾幸生神父（広島学院中学校・高等学校 / イエズス会） 　　
　　【第1回】　ナザレのイエス

弱さを祝福する霊性 ……井口貴志 （家庭ウェルビーイング研究所所長）
　　土も雲も逝きにしものも

今、なぜモンテッソーリ教育……江島正子（群馬医療福祉大学大学院教授） 　
    人間は動く生物　幼児のうんどうかい

イラストで知る 蟻の街のマリア〜北原怜子の生涯……文とイラスト　川口昭人神父（長崎/水主町教会）
　　(12)　「こういちの姿は」

母の手♡ほっこり手作り　花田えりこ（フード・クラフトデザイナー）
　   No.37　サッカーボール団子のおやつ

2017年　総目次

発行：サンパウロ