キリスト教信徒の基本を知る・学び直すシリーズ、ついに完結！
旧約聖書は祈りについて何を記しているだろうか。
そしてイエス・キリストは祈りについて何を、私たちに教えているだろうか。
旧新約聖書に深く学びつつ、神に向けて嘆くことさえ祈りであり、「祈ること、それ自体が救いである」という著者渾身のメッセージを浮き彫りにする。

●目次
はじめに
第一部　旧約聖書に学ぶ祈りの世界
　第1章　聖書の祈りの背後に広がる世界
　第2章　聖書の中にある祈り
　 第3章　聖書の前方に広がる祈り

第二部　主の祈りに学ぶ祈りの世界
　はじめに
　 天にまします我らの父よ、ねがわくはみ名をあがめさせたまえ。
　み国を来らせたまえ。みこころの天になるごとく　地にもなさせたまえ。
　我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
　我らに罪をおかす者を　我らがゆるすごとく、我らの罪をもゆるしたまえ。
　我らをこころみにあわせず、悪より救い出したまえ。
　国とちからと栄えとは　限りなくなんじのものなればなり。

おわりに／読書案内／あとがき

著者：左近豊
判型：四六判　並製
ページ数：160ページ
ISBN：978-4-8184-0816-6
発行：日本キリスト教団出版局