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商品詳細

少年法と「甘え」[創文社]

パウルスショップ価格: 2,376円 (税込)
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長崎純心レクチャーズ 第15回。
少年事件が発生すると、巷間では少年法が取りざたされ、厳罰化すべしとの声も多く聞かれる。果たして犯罪少年は保護されるべきか、厳罰化されるべきか。
本書は、明治後期から今日に至るわが国の百年間の少年法の歴史的展開を、法史学的データをもとに追跡し、その過程を精神科医・土居健郎が発掘した「甘え」の社会心理をプリズムとして考察する。アメリカのパレンス・パトリエ(国親)法の影響から導入された感化法が明治33年に制定され、それを基盤として少年法は第一次大戦後の大正11年制定、第二次世界大戦後の昭和23年と平成12年の改定という三つの節目を経てきた。この流れをたどりつつ、少年審判所、起訴便宜主義、保護観察制度などをめぐる議論を丁寧に繙き、法の構造を解明、さらに、1960年代以降、アメリカ社会に吹き荒れた脱保護主義の嵐と加速化する家族崩壊がアメリカ法を一変させ、児童の保護から権利へと大きく揺れる様を描くとともに、家族法学者ヘイフェンと土居との出会いを紹介し、「甘え」という概念の普遍性を視野において西欧社会と日本社会という差異を論じる。
少年法・児童法の歴史と思想という視座から、近代日本国制の特徴を浮かび上がらせ、教育さらには変貌する家族の行方をも見すえた必読書。(本書より)

著者:森田 明
判型:B6判 上製
ページ数:200ページ
ISBN:978-4-423-30134-0
発行:創文社
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